フィンランドの偉人

 フィンランドの有名な人といって思い浮かぶのは、最近では、スキージャンプの「○○ネン」選手ら(いっしょくたにしてごめんなさい)や、F1ドライバーのミカ・ハッキネン選手、ミカ・サロ選手であろう。しかし、偉人といえば、作曲家のシベリウス、建築家のアアルト、となると思う。
シベリウスの肖像写真 ●シベリウス
 ジャン・シベリウス(1865~1957)は、フィンランドの心と自然を最もよく伝えるものとして、交響詩「フィンランディア」に代表される傑作を数多く残している。日本でも、日本シベリウス協会 http://www.sib-jp.org/ があるようにクラシック音楽をあまり聴かない人でも名前だけは知っているだろう。
 と、いうことで、シベリウス公園にはどうあっても行かねばならぬと、私(室谷)は主張した。最終日にそのチャンスはおとずれた。
 なんの脈絡も無いが、シベリウス公園が面する海を見ていると、突然私は、バルト海の海水の味を確かめたくなった。富山湾の海水はかなりしょっぱいが、バルト海の海水はかなり薄味だった。
シベリウス公園のモニュメントの写真 シベリウス公園何、シベリウスの像の写真
モニュメントの前の西田さんの写真 同じく室谷さんの写真

●アアルト
 アルヴァ・アアルト(1898~1976)、20世紀を代表する偉大な建築家でありデザイナーである。.....と、言っても、今回の視察旅行にフィンランドに行くことになって初めて知った人物であることが恥ずかしい。「アルテック60」という椅子があるが、多分、ほとんどの人が一度は見たことがあるものであろう。実はこの椅子、70年前にアアルトによってデザインされたものである。このようにアアルトは、「普遍性」という言葉がまさしくあてはまるデザインを数多く残している。ヘルシンキ市内にも、フィンランディア・ホール、アカデミア書店、サヴォイ・レストラン内装など、今の時代に見ても全く古いという感じがなく、かつ、街になじんでいる建築物がなにげなく存在している。
アルテック60の椅子の写真
アルテック60」という椅子
アラビア社博物館の写真
アラビア社博物館
 私(室谷)は、どうしてもアールトのガラス作品が欲しくてIさんをそそのかして、アラビア社直営のアウトレットショップへ向かった。目指すは、「世界で一番有名な花瓶」といわれている「サヴォイ・ベース」である。トラム6番線の終点にアラビア社はある。アラビア社のガラス器のブランドを「イッタラ」といい、そのラインナップの中に「サヴォイ・ベース」はある。しかし、さすがに超有名品の「サヴォイ・ベース」のアウトレット品はなかった。しかし、その代わりでは決してなく、これまた欲しかった、アイノ・アアルトのグラス15個と大皿と中皿を格安で手に入れることができた。アイノ・アアルト(1894~1949)は、アルヴァ・アアルトの妻であるが、1932年にデザインされたこのグラスは、70年経た今なお、世界中の人に愛用されているものである。美しさと実用性を兼ね備えたこのグラス、口当たりや、持ちやすさも抜群である。
      
アカデミア書店2Fカフェ・アアルトの天井の写真アカデミア書店2Fカフェ・アアルトの天井

アイノ・アアルトのガラス食器 (下に敷いてあるのはマリメッコのランチョンマット)の写真アイノ・アアルトのガラス食器 
(下に敷いてあるのはマリメッコのランチョンマット)
アールトの花瓶の写真 オーロラをデザインしたとか・・
「サヴォイ・ベース」
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