オペラハウス

9月26日 19:00~
Suomen KansallisOOPPERA オペラハウス
演目:Madama Butterfly マダムバタフライ 22ユーロ

 フィンランド最後の夕べは、佐野さんと私(小松)は二人で優雅な時を過ごした。18時すぎに、連日の研修の疲れも忘れ、足取り軽くオペラハウスに向かう。私にとっては、生まれて初めての生オペラである。それも異国の地フィンランドという状況も手伝って、オペラハウスに着くまでには、気持ちはすでにマダムバタフライとなっていた。 ヘルシンキ駅前から徒歩で北へ20分のところにオペラハウスはあった。題目は言わずと知れた「マダムバタフライ」。これならフィンランド語のわからない私たちでも十分に楽しめるもので、丁度これが演じられていたことは非常にラッキーと言える。前日は落語とのことで、さすがにフィンランドに来て落語はないだろうということで、本当によかった。
オペラ劇場入り口ゲートの写真
オペラ劇場の入り口ゲート
 オペラハウスに着くと、ゴージャスに着飾った人でいっぱいであった。しかしながら、佐野さんのいでたちは古い着物を現代風に仕立て直したドレスコートで、マダムバタフライにぴったりでひときわ注目を浴びて素敵に見えた。一方、セータとジーンズという軽い服装の人も多く、フィンランドではオペラでも気軽に観に来ることができるというのもうれしい。 始まる前に軽い飲み物やキッシュがあり(有料)、それを少し食べて腹ごしらえをしてから会場に案内される。私たちのシートは3階席の一番前。
 手すりがあって少し見づらいのだが、なんといっても22ユーロの席で直前にチケットを取ったのだから文句は言えない…けれど少し残念。
 蝶々夫人やピンカートンなどの舞台衣装や日本風の大道具は、外国映画でみるようにちょっと違うんじゃない?という感じであるが、障子戸や家具など大舞台で映えるようにディフォルメされたところがまた面白く思えた。日本ってどこでもこんな印象なのかな。
 字幕スーパーは舞台の上部に、英語とフィンランド語の2ヶ国語が表示されており、実際使われていた言葉は、オランダ語なのかドイツ語なのかいまだに謎である。 途中、休憩があって、テーブル予約している人たち(多分高いチケットの人)は、ゆっくりワインと軽食が用意されている。 
蝶々婦人のプログラム
 その姿を見ながらその他大勢は、売店でワインやケーキを購入して、それぞれに次の幕が開くのを待っている。実はもう少し優雅に休憩できるのかと思っていたけど、それはちゃんと予約した人たちだけらしい。

 オペラが終わったのは夜の11時近く。タクシーで駅まで帰り、駅のコーヒーショップで遅い夕食(ホットドッグ)を食べる。先ほどのオペラハウスとのギャップを感じながらも、幸せなひと時を過ごせたことで、興奮冷めやらぬままフィンランドの最後の夜は更けたのであった。
劇場内の写真、撮っているの私だけ、撮れない
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